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※挽いた豆(粉)をご注文の方は、必ず備考欄へのご記入をお願いいたします。併せてお使いの器具の名前をご記入いただけましたら、それに合わせた挽き方でご用意いたします。

 

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Fruity & Ripe《Don Jaime》

 

【INTRODUCTION】
生産国:エル サルバドル
生産地:ドン ハイメ農園
生産者:ハイメ ゲバラ
標高:1,450~1,600m
品種:パカマラ
精製:アナエロビックナチュラル

 

カップの印象
アセロラ、グリーンレーズン、ミルクチョコレート

 

久しぶりのエルサルバドル。パカマラのエキゾチック感と、丁寧な発酵による清新な果実味が印象的な、ライプなフルーティカップ。

 

【INFORMATION】
エルサルバドルのコーヒーをBREATH HIROSHIMAで取り扱うのは、かなり久しぶりかもしれません。理由はシンプルに、いい生産者と繋がっていなかったから、というだけなのですが、やっぱりそこが重要で、今回はそんなご縁をいただいての嬉しいリリースとなりました。生産者はハイメ ゲバラさん。2022年のカップオブエクセレンスでは8位に入賞していて、この地域を代表する生産者の一人といえるような、クオリティの高いコーヒーを生産する方です。祖父の代から続く農園の3代目で、運営するドン ハイメ農園はサンサルバドルから95㎞の位置にある農園です。サンイグナシオの山間に位置していて、地図検索でもFinca Don Jaimeがしっかり確認できます。(コーヒーの花の写真とか掲載されていますよ。)
彼自身のコーヒー生産は、ゲバラと呼ばれる農園内の特定のエリアを分けてもらうところから始まりましたが、1996年ごろから一家はクオリティの高い生産や品種の方向へとシフトしていきます。パカスの栽培から始まり、次第にパカマラやゲイシャ、ケニアの品種なども栽培するようになり、ハイメさんを筆頭としたクオリティへの姿勢は、次第にコンペティションでも評価されるようになりました。2017年にカップオブエクセレンスで16位に入賞。その後2019年にはチャラテナンゴのベストカップに選ばれ、翌年にはカップオブエクセレンスのナショナルウィナーに。成長著しい、力のある農園の筆頭として、このエリアでは最も注目を集めています。
農園の従業員は10人で、収穫期には一時的に働く人も合わせると全部で30~40人だそう。インスタグラム(fincadonjaime1971)も開設していて、その完熟チェリーをピックする美しい光景や、規則良く並べられた乾燥棚(アフリカンベッド)の整然さにも、そのクオリティへの追及を感じることができます。ぜひ見てみてください。
今回のロットはパカマラ種。なかなかアナエロビックプロセス(嫌気性発酵)できれいな魅力を保持しているロットに出会うのが難しい印象の品種ですが、今回のものはいい塩梅です。もともとが大粒のエキゾチックなテイストを持つ品種ですので、シンプルなプロセスでも焙煎のアプローチの楽しいコーヒーなのですが、今回はそれに一味プラスの印象でした。嫌気性発酵ですが、そこはさすがのハイメさんで、過発酵の印象はなく、その素地を一段上に押し上げるような、効果的なプロセシングなっているように感じました。正直、レッドラインとも迷ったのですが、焙煎と抽出によっては、本当に繊細なフルーツ感を味わうことができると感じて、このカラーラインナップでアナエロビックをリリースしています。
今年はほかの生産者のエルサルバドルコーヒーも仕入れる予定。小さな生産国ですが、そのエネルギーは確かに強く、特にホンジュラスへとほど近いこのチャラテナンゴのポテンシャルにはやはり改めて興味を惹かれました。そして何より、このようなつながりを作ってくれたエルサルバドルコーヒーのCOYOTE門川さんにはビッグサンクスです。広島に来てくれて、みんなで伺ったお話も、お店で皆さんに伝えていければと思っています。

Jaime Guevara-Don Jaime/Pacamara/Anaerobic natural(El Salvador)

価格¥1,250より
消費税込み
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